映画やアニメでおなじみのドラえもんで表現がヤバすぎて封印された作品がある!

アニメや映画で超人気者のドラえもんだが、作品が登場した頃は、キャラクターの設定

などが確立されていなかった事もあって、現在のドラえもんとは相当違った印象の話も

少なくなかった。

中には、表現が過激すぎるということでコミックスには収録されなかった作品が幾つか

あるようだ。

今回は、そんな幻の作品を取り上げてみたいと思う。

ドラえもんアニメ幻の作品1

まずは、代表例として最初にお話しするのは、1970年雑誌「小学1年生」に掲載された

クルパーでんぱのまき」がある。

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「クルパー」とは「クルクルパー」を略したものだが、この電波を浴びると完璧に知能を

失ってしまうというもの凄い威力を発揮する。

例え学校の先生であっても、「1+1」でさえチンプンカンプンになりお父さんに至っては、

会社に行くみちすら忘れてしまい、鼻水は垂らすはでもはや処置無しなんだとか・・・

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なかなかビックリするようなストーリーだけどそんなに問題なのだろうか?

楽しいと思うのだが皆さんは如何だろうか?

それでも、最終的にはのび太とドラえもん以外に登場するキャラクターは馬鹿で運動

音痴になってしまうと言う設定であり、上の場面のように全員が鼻水をタラタラ垂らし

ながらフラフラさまよっている所などは少しヤバすぎと追われても仕方ないかも・・・

また、題名の「クルパー」が「クルクルパー」であることは説明済みだが、この言葉

自体も当初は問題がなかったようだが、その後に「藤子・F・不二雄大全集第3巻」に

収録された時には、表現が差別用語?ということなのかだろうか「おかしなでんぱ」

というタイトルに変更になってしまい、ファンがガッカリしたというエピソードもある

様だ。

ドラえもんアニメ幻の作品2

さて次にご紹介する未収録のエピソードとしては、1977年に発売された雑誌「てれびくん」

に掲載された「分かいドライバー」という作品の一部のシーンのお話だ。

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この作品では、のび太が壊れた時計を修理したいといつものようにドラえもんにお願いして

「分かいドライバー」を出してもらったことから始まる。

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ところが何をどう間違ってしまったのか、上半身に足が腕の代わりにくっついた不気味な姿

になってしまう。

のび太は、ビックリするどころか異常にハイテンションになって表に飛び出してゆく。

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そして、あちこちでいたずらをしてなんでもばらばらにして面白がってしまう。

ケンカ中の猫と犬の頭を入れ替えてみたり、プラモデルをバラバラにしてみたりとやりたい

放題ののび太なのだ。

ついには、ジャイアンと取っ組み合いのケンカになったあげくにのび太もジャイアンも身体

中がバラバラになって地面に転がってしまう。

こんなシーンをみた子供たちは、きっと気味悪いだけのマンガとしか受け取らなかったと思う

し、ストーリーに何も教訓じみた事もなく消された事も納得できる作品と言える。

しかしファンの間では、以前から再刊を望む声が多くあったため、ついに「藤子・F・不二雄

大全集18巻」への収録が決まったのだそうだ。

子供たちにとっては気味悪い何も教訓にならないストーリーのはずの作品であっても、熱狂的

なファンにしてみたら、ものすごく大事でお宝作品に映るのかもしれない。

中身ではなく存在そのものに価値があると言う事なのかもしれない。

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