ディズニーアニメ 3匹のこぶたの実話が怖い!父親はソーセージにされ狼は喰われちゃう!

小さいころ、誰もがワクワクしながら読み聞かせしてもらった「3匹のこぶた」だが、実は

とても恐ろしい話だった。

夢を壊すようで恐縮なのだが、あえてお話をしよう!

こぶたの父親はソーセージにされた?

ふるい民謡を題材にディズニーがアニメ化した「3匹のこぶた」は、1933年に制作され

アカデミー短編賞を受賞した名作中の名作だ。

80年近く昔から夢のあるアニメを造り続けてくれたディズニーには感謝の言葉もない。

怖い狼に立ち向かうべく、3匹がそれぞれ工夫をこらして家をたてるおとぎ話で最後はハッピ

ーエンドで終わるストーリーは誰でもが知っているはずだ。

ところが、よ~く見るとドキッとしてしまう描写のあるシーンが出てくる。

そのシーンはこうだ。

物語の中で最大の見せ場でもある狼との闘いのシーンでお兄さん2匹の家は、あえなく壊され

てしまい、3匹目の子ぶたがじっくりと作った頑丈なレンガの家に逃げ込んで無事に狼の手か

ら逃れる事が出来た3匹は、喜んで歌い踊るシーンがある。

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ここで上記の画像をよくご覧いただきたい。

右側の額には、子育てに頑張っているお母さんが写っているのですが、左側の額をよく

ご覧いただくと、FATHERの名前と共になぜかソーセージが描かれているではないか!

と言う事は、お母さんぶたは幸せ暮らしていたのに、なぜかお父さんぶただけが殺されて

しかもソーセージになってしまったという変わり果てた姿の写真となっていたのだ。

こんな残酷な写真がさりげなく動画の中には飾られていたなんて聞かされたらお子さんはきっ

と泣き出してしまうだろうな。

原作には、特別にお父さんのエピソードなどはなかったので、このシーンを制作したスタッフ

の軽いジョークなのだろうと思われるのだが、何となく悲しくなるブラックジョークとしか思

えない。

これでもアカデミー短編賞を受賞してしまうあたりが、実におおらか(というか気が利かな

い?)でさすがにアメリカって感じなだろうか?

原作では狼は食べられてしまう!

前項では、「3匹のこぶた」に隠されたブラックジョークの一場面をご紹介したのだが、今度

は原作にはもっとダークなお話が待っていた。

この「3匹のこぶた」は、もともとはイギリスの古い民謡を集めた「イングリッシュ・フェア

リー・テール」に収められていた童話なのだが、この中で狼は最後に子ぶたに食べられてしま

うのだ。

物語の展開としては、3匹のこぶたが作った家を狼が次々と襲いかかるあたりから、ディズニ

ーのアニメとは少しづつ違った方向へ移っていく。

まずは、わらの家を建てた長男のブタは、狼に家をあっさりと吹き飛ばされたあげくに、簡単

に狼の胃袋の中へ。

続いて次男のブタも簡単に家を吹き倒された後、抵抗もできないまま喰われてしまう。

この辺はアニメ版とは大違いだし、こんな内容で動揺にしたら夢も希望もないように思うが。

いよいよ3番目のブタのレンガの家はというと、頑丈にできたことから簡単には吹き飛ばせな

かった狼は、屋根の上の煙突から忍び込むことに。

ところがその煙突の下には、ぐつぐつと煮えたぎった大鍋が暖炉にかかっており、狼はあえな

く鍋の中に落ちて死んでしまう。

ここでアニメはめでたしめでたしなのだが、落ちた狼はその後シチューにされてしまい、そこ

で終わらず3匹がおいしそうにそのシチューをたいらげているシーンまで物語は引っ張ってか

らようやく終わっているのだ。

最後まで残酷な展開で終わる原作は改めて子供に対し、怖いものには十分注意しなさいと忠告

する事を戒めているのだろうか?

なんともやりきれない童謡だったのだとさ、チャンチャン。

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