ジャネーの法則の根拠は何か?朝礼でスピーチしてみた

baby

最近年を取ったせいか、時のすぎるのが凄く早く感じるのは私だけでしょうか?

昔、数十年前の小学生の頃には、毎日が確かにゆっくりで一日が終わるのがすごく長く感じた

ものでした。

皆さんも歳を重ねる毎にお感じになられる事が多くなったのではありませんか?

人生の半分は19歳?というジャネーの法則

実は、体感上の話なのですが、人生の半分は19歳ですでに終わっているというのです!

いやいや、これからが人生の始まりでしょ!なんてお叱りの声が、あちこちから聞こえ

そうですよね。

まあ、19歳というのは所説あるらしいのですが、まんざら嘘でもないという事が論理的に

裏付けられているんです。

実は、れっきとした法則があります。

それがジャネーの法則(もしくはジャネの法則)なんです。

ウィキペディアによれば、

ジャネーの法則(ジャネーのほうそく)は、19世紀フランス哲学者ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者ピエール・ジャネの著書[1]において紹介された[2]法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。

簡単に言えば生涯のある時期における時間心理的長さは年齢の逆数比例する(年齢に反比例する)。

例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。

なんか良く分からない感じですが、もう少しかみ砕いてお話しをしますと、生まれたての赤

ちゃんが1歳の誕生日までを過ごす時間は1分の1という事で実際の時間の経過と体感(と言

っても、本人はさっぱり覚えてはいませんが)とが同じ時間の経過であり、1年は1年なんで

すね。

しかし、これが1歳児にとっては、2歳にるまでの1年が、これまでの人生の2分の1の

体感スピードになります。

そして、これが5歳児だと5分の1、そして50歳の人の1年は人生の50分の1なんだ

というんですね。

そんな訳でこれまでの生涯でその時々を比較しますと、同じように過ごして来た時間なの

ですが、体感上人は、心理的にどんどん短く感じてしまうのだそうです。

だから、人生これから!と期待を胸に社会に飛び出そうとしいる若者の人生の体感時間は、

すでに半分を消化してしまっていると言いますから驚きですよね。

若いうちにこんな法則を知らなきゃ、私のように歳を取ってから普通のように「最近歳を

取るのが早くなったなあ」なんて昔を楽しく思い出せていたものを・・・なんて、若い

方々には少々気の毒な気にもなってしまいます。

またセカンドライフをこれから楽しもう・・なんて期待に胸を弾ませておられる御仁には、

少々むなしく感じられたお話しだったかもしれませんね。

しかし、世の中には暇な方がおられるもので、よくぞこのような出来事を研究する事を思い

ついたと感心するのと、それを体系立てて法則にまでしてしまうとは、本当に驚いてしまい

ますよね。

きっと何かの研究の次いでとか、他の事を研究している内にたまたま必要に迫られてその法則

を見つけられたのでしょうか?

いずれにしても世の中は本当に広いし、変わったことを研究する学者がいるものですね。

単純な日々が影響

もう一つ、時間の流れが速く感じることがあります。

小さかった小学生の頃などは、勉強なんかも一生懸命で、学ぶ喜びなんかもありましたよね。

日々教わる事が新鮮で、次から次へと知識を吸収できていたなんて思い出します。

見るもの、教えてもらえる事、何から何まで新鮮でわくわくしたものです。

余談ですが、私が小学校に入学した始めの時の事です。

担任の先生がなかなか勉強を教えてくれずにいた時、私は思わず「先生、早く勉強を教えて

よ~」なんて今では考えられない発言をしたことを今でも鮮明に覚えているんですよ。笑

この頃では、私など新しい事がなかなか飲み込めずひとつ覚えれば、その前に覚えた事を

忘れてしまって、このようなブログを書くのも四苦八苦の連続です。

私の場合に限ったことでは、ないと思うのですがあくまでも一般論としてお話ししますが、

成人し、期待に胸を弾ませて社会に出てはみたものの、何となく思っていた事と違う事が

多くなってしまい、毎日の行動も家と会社の行き返りばかりと言う事ってありませんか?

今思い返しても、学生時代の僅かな時間を懐かしんでいる自分がいます。

青春時代は後から思って懐かしむもの・・・なんて歌もありましたが、社会人になってから

は、一体いつ頃何をしていたのか?なんて結婚式とか旅行をしたなんて言う大きなイベント

か何かをもとにしなかったら、全然あやふやで思い出せませんね。

そんな訳で、思い出にもならない平凡な日々というのは、あっという間に過ぎてしまうとい

う事になるようなんです。

朝礼のスピーチ

まあ、これも一つの雑学と思って、私は会社の朝礼で意気揚々とスピーチをしてみたのです

が、かえって社員の意識が落ち込んだように思えたのは、私だけだったのでしょうか?汗

少し反省をしているのですが、考えてみたら子供の時に「早く大人になりてえ」とか「大人

っていいよなあ」なんて思った事なかったですか?

当然、大人になればお金も自由に使えるし、車もあるから行きたい処へも簡単に行けます。

でも、それが当たり前になってしまった事で感動がわかないんです。

そこで、少し視点を変えてみる事、考え方を変えてみる事なんかを工夫してみたら、子供にも

出来ないことを私たち大人にはできるんですから、きっと充実した毎日を過ごせるかもしれま

せんね。

たった今、知ってしまったジャネーの法則かもしれませんが、今知ることが出来た事であなた

の人生も大きく変えることだってできる機会になるかもしれません。

ショッキングな雑学でしたが、前向きにとらえて頂ければお話しした甲斐もあったのでは

ないかと思っています。

毎日を精一杯生きていれば、充実した日々が過ごせるのではないでしょうか?

最後までお読み頂き感謝です。

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コメント

  1. 吉田匠 より:

    海外などへ行くと一日が長く感じる。これはいろんな知らない経験をするからで、いわば子供時代に戻ったかのような新鮮さを感じさせるから。一日の体感時間を長くするには新しい経験をするしかない。