老化の速度(スピード)には個人差がある!原因や防止には?

引用:ベンジャミン・バトン

2008年、「ベンジャミンバトン 数奇な運命」というブラッド・ピット主役の映画が航海された。

彼が扮する主人公の男性が80歳で生まれ、年を重ねる毎に少しづつ若返って行き、ついに最後には、身体は10代の少年の姿になってしまうが記憶のほとんどは忘れてしまい、自分の事すらわからなくなるという認知症を患い息絶えるという悲しくもうら寂しい物語である。

勿論、自然界ではその逆が普通であることは常識であり、当然のことながら体中が歳を経る毎に機能が十分に働かなくなり誰でもが老いていく。

残念ながらごく自然の摂理なのだから仕方がない。

しかし、人間が誕生して以来古今東西を問わず少しでも若くきれいでいたいと色々と試してアンチエイジングを施しても、なかなか機能の低下は防ぎようがないのが現状だ。

科学の進歩に伴いアンチエイジングもその内には完成する日も来るだろうが、はたして私たちが生きている内に可能かどうか?

老化速度には、個人差がある?

ところが、老化は致し方無いにしても、最近の研究で老化のスピードは、個人によって大きな差がある事が分って来た。

2015年7月、アメリカの科学雑誌「アメリカ科学アカデミー紀要」が、たとえ同い年であっても、老化には各々個人差があり、ある個人と別な個人を比較した時、多ければ3倍の差がついて老け込んで行くという調査結果が出たと報告された。

引用:ベンジャミン・バトン

この研究はニュージーランドのダニーデンという町で、1972年~73年に生まれた754人の男女を対象とし彼らの実年齢と生物学的年齢を比較した時の老化速度を追跡したものであった。

調査は、26歳、32歳、38歳の時点で行われ、被験者の腎臓、肝臓、肺、免疫システム等の働きや心肺機能など18項目を測定したものだった。

かなりの長丁場の研究であり、対象の男女がその地区にずっといたとも限らなかっただろうから、相当な費用と多くの関係者が必要だっただろうと推測されるが、単純に何故アメリカではなくニュージーランドを対象地として選んだのだろうか?

実に33歳もの開きが・・・

疑問はさておき、その結果、38歳の時点では生物学的年齢が28歳~61歳と実にその差が33歳とある意味、親子以上の差が開いた。

研究者の一人によれば、「中年になる前にすでに『生物学的に老いが進んでいる』人たちは、身体の不調をきたしており、その上なんと認知力も低下し、脳も衰えている。また、体力に自信がない人は、見た目も更けて見えた」ようだ。

しかし、ここで疑問に誰もが思う事がある。

これらの老け込む原因は一体何処に起因しているのだろうか?という事だろう。

研究チームも当然のことながら、その事について研究中であり「喫煙の有無や深刻な精神的疾患などの可能性もある」そして追跡中なのだというのだが、残念ながら現時点ではハッキリした事は解明されていないとのことなのだ。

私の個人的な意見ではあるが、外での仕事をしている人は、紫外線の影響でシワが意外に深くシミ、ソバカスなどもあって見た目以上に更けて見える事が多い。

それは、農業をされている人も土木工事に携わっている人も、またはプロゴルファーの人も全て同じように見受けられる。

確かに喫煙者は一般的には加齢を感じさせる要因なのかもしれない。

あとは、生活環境や食事などの違いにも大きな要因があるように思えるのだが、読者の皆さんは如何な感想をお持ちになるだろうか?

同窓会などの時期になると余計に心配になるのは私だけではないはずだ。

しかし、身体の老化も心配だがいつまでも元気に自分の事は自分で行い、いろんな用具に頼らず生き生きと過ごせるのが一番ではないだろか?

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