【衝撃】ブームの申し子の活性酸素なんか怪しい!猛毒ともいえる酸素が本当に健康に良いのか?

人に欠かせない酸素が猛毒に!?

私たちが生きていくために絶対必要な空気。

なかでも酸素は1分たりとてなければ即死を意味するほど人にとって大事な存在な事は

常識ですが、反面生物や物質に「悪影響」を与えてしまうって知ってました?

「そんな訳ないやろ~!」なんてお叱りの声が上がりそうですが、残念ながら本当なんです。

多くの物質と化学反応を起こす酸素

ご存じの通り酸素は人はもちろんの事生物にとって必ずなくてはならないエネルギー源だ。

しかし反面「酸化」という生物や物質をサビさせてしまう力を持っている。

文字通り鉄や銅はほっておくとボロボロに腐食してしまうし、紙などは黄色く変色したり、

もろくなったりする。

これは、酸素の酸化力が物質に作用した結果ということだ。

これは、酸素が世の中のほとんどの物質と化学反応をして電子を奪う性質があるからなのだ。

と言う事は、言い換えると多くの物質と反応して破壊してしまうとも言える。

例をあげると、紙などのように炭素を含む有機物と結合すると燃焼を引き起こして炭化させる

し、無機物と反応すればサビの原因にもなってしまう。

人にとっての酸素とは?

では、そんな酸素無しでは生きていけない生物、特に私たち人間にとっては、一体どんな悪さ

をすると言うのか?

人が酸素を体内に取り込むと、赤血球内のヘモグロビンに吸収されて血液と一緒に体中の臓器

に運ばれ、筋肉や内臓の活動に欠かせない「アデノシン三リン酸(ATP)」という物質の素に

なるんだとか。

そのATPを作る時に活躍するのが、「ミトコンドリア」という細胞内の小器官でありこの働き

で酸素は食べ物から取り出された水素と結合して燃焼するのだ。

この燃焼がエネルギーとなり、ミトコンドリアがATPを合成すると考えられているわけだ。

これがあるから、生きていけるともいえる。

それほど生命に不可欠な酸素ではあるのだが、反面悪さもするらしいので困ってしまう。

一方で、人体はビタミンCやEのようないわゆる「抗酸化剤」が絶対に必要であり、酸素の

働きを抑制する「抗酸化酵素」なるものを生み出す働きももっている。

この相反する作用の最大の原因が「活性酸素」なのである。

近年とみに「活性酸素」が悪さをするという事はテレビや雑誌に取り上げられているので、

目にした方も多いと思うのだが、簡単にいうと酸素の最大の要因であるサビを発生させる

一番の成分と言う事なのだ。

人がサビ(錆)びるとはどのような事を指すのか?

一番わかりやすく言うと年を重ねる毎に「老いる」と言う事になる。

しわが出て体力がなくなり、ハリがなくなっていく・・・そんな事は当たり前だと思って

いたら、その原因が実は酸素だったという訳だ。

最近は、とみにアンチエイジングって言葉をよく耳にするようになったがこの諸悪の根源が

活性酸素だったのである。

どの様にして発生するのかと言うと、細かく言えばミトコンドリアがATPを生成する時に

必ず1~2%の活性酸素を生み出してしまうのだとか。

要するに呼吸をしている以上は必ず活性酸素は出来てしまうと言う事なのだ。

少しとはいえ、必ず体内に出来てしまう活性酸素に私たちは脅かされ、年を取る事がイコール

老いる事として当たり前と考えてきた。

老化の促進、動脈硬化、癌の発生の源だったわけだ。

酸素中毒になると

一般的に活性酸素が人体に悪影響を及ぼすまでは、長い年月を要するわけだが、気を付けなけ

ればならない職業もあるのだ。

強制的に酸素を使う職業とは、潜水をするダイバーや宇宙で活躍する宇宙飛行士がそれにあた

る。

どの様に怖いかと言うと、短時間に多くの酸素を取り込む事で発症する「酸素中毒」がある。

酸素分圧(酸素の濃度×気圧)の高い酸素を吸い続けることで、酸素によって中枢神経が侵

されて手足の先が麻痺し始め、吐き気やめまいが現れ始める。

急激な酸化により呼吸困難や網膜剥離、視力の低下などになると言う。

酸素を使った疲労回復装置なる物もよく聞くが、ほどほどにしなければいけないと言う事か?

薬も大量に摂取すれば、毒になるのと同じこと。

気を付けながら長生きをしたいものである。

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