洗脳によりマインドコントロールされる手口が凄い!その手口、方法とは?

カルト教団に洗脳はつきもの

洗脳と言えば、必ず思い出す事件がある。

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松本のサリン事件を発端に、1995年発生した「地下鉄サリン事件」を上げる人が

多いはずだ。

それほどまでに私たちを脅かしたカルト教団「オーム真理教」とはいったいどの様に

築き上げられたのだろうか?

「彰晃! 彰晃! 麻原彰晃!」と呪文のごとく繰り返す熱狂的な信者、教団の素晴

らしさをまくし立てる幹部、その中には医師や法律の専門家まで存在し、彼らの盲信

ぶりは、多くの日本人んに衝撃を与えた。

この様にオーム真理教をはじめ、いわゆるカルト教団と呼ばれる新興宗教には、「世

の中の不安」「高い理想」「隔離された環境からのトランス状態」「神と崇める絶対

的存在の教祖がいる」など思考操作の為の材料がそろっているからか、教団や信者は

世間から隔離した極端な生活をする中で世間を騒がせてしまう大事件が起こすケース

が多い。

これは、アメリカでの大事件であるが1993年カルト宗教である「ブランチ・ダビディ

アン」の信者ら約80名が、FBIとの凄まじい銃撃戦の末に全員が焼身自殺を遂げるとい

う残虐な事件が起こった。

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また。同国カリフォルニア州で1997年に「ヘヴンズ・ゲート」という信仰教団の教祖

のマーシャル・アップホワイトとその信者合計38名が「肉体を離れ宇宙に旅立つ」為

に集団で焼身自殺を遂げたのである。

なんとも尋常な話しではない。

理想があろうが、なりたい自分があろうが、死を選んだ時点で彼らには終わりだと

いう意味にならないのだろうか?

物体は有限だが信仰は永遠だと言うのだろうか?

ナチスの洗脳が凄い

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前章冒頭でもお話しをしたのだが、オウム真理教には高学歴のエリート信者が多数おり、

彼らもその洗脳プログラムによってコントロールされ、無差別テロを繰り広げ、日本中

を恐怖に落とし入れた。

何故、高学歴の優秀な人材までが洗脳されてしまうのだろうか?

一説には、ナチスドイツの手法を参考にしたのではないかと言われている。

ナチスは第二次世界大戦の末期、戦わずして人類を支配できる「意思操作」すなわち洗脳

こそが究極の戦争兵器として研究を進めていたのだという。

考えてみれば、当時の映像でみたあのナチス総統、ヒトラーの過激な演説こそが洗脳その

ものと思えるほどに民衆を興奮のドツボに導いていた。

これが、かく言う心理操作の仕掛けを大いに盛り込んだ「マインドコントロールショー」

だったのだという。

そのために、より効果を上げる工夫として演説の時間帯は、大衆が疲労している労働後の

時間を選び、思考能力の低下している夜分に設定するという徹底ぶりであったのだそうだ。

その上、シチュエーションも徹底しており、会場には炎と鉤十字(いわゆる逆卍)の旗を

神秘的に装飾して気分を高揚させてていたようだ。

また、ワーグナーの勇猛な曲をわざわざ使って登場をすると言った念の入れようだった。

そして、語気を強め早口でまくし立てるあの独特なしゃべり方も計算しており、同じ内容

を何度も繰り返したのだという。

有名な「ハイル・ヒトラー」と右手を大きく差し出すポーズもすべて興奮と集団意識をわざ

と利用し、ヒトラーを無意識のうちに絶対的な存在へと作り上げて行ったのだ。

さらにナチスが訓練と称して洗脳実験を行ったのが「アドルフ・ヒトラー・シューレ(AHS)

という機関であり、将来のナチスを担う人材を育成する機関でもあった。
そこでは厳しい戦闘訓練のほかに、脳に不思議な光線を照射したり、謎の薬を飲まされて実
験台となるようなプログラムもあったらしい。
これでは、まともな担い手が育ったのかどうかも疑わしいものである。

CIAの洗脳実験はというと

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そのナチスの科学者が戦後アメリカにわたり深くかかわったのではないかと言われている

のが、1953年からCIAで行われた洗脳実験であった。

この洗脳実験は「MKウルトラ」と称し、主な目的は尋問対策や暗殺者の養成に必要な

思考操作法の開発だったようだ。

ゴルゴ13がそのような状況下でも常に沈着冷静に事にあたるような、窮地や絶体絶命な

場面であっても気持ちを冷静に操る方法などの研究だったのではないだろうか?

また、精神患者に対しての人体実験は非情なものだったらしい。

「強烈な、電気ショック」や「LSD投与後、ヘッドホンにブーンという音を聞かせる」

など苛酷なものだったと言う。

一説には、ロバート・ケネディやジョン・レノンを殺害した犯人は、MKウルトラの

洗脳計画の「成果」だという不気味な噂があるが真相は定かではない。

サブリミナル効果の威力

これらナチスやCIAなどが行った洗脳計画以外にも人間の思考を簡単に操れる方法として

サブリミナル効果」が有名だ。

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これは、人が認識できない程短時間の内にメッセージを挿入する事で得られる心理的効果

がそれだ。

皆さんもご存じの方もおられると思うのですが、この効果を一躍有名にしたのが、1957年

のコカ・コーラ実験と呼ばれるものであった。

これは、観客に告知をせずに映画の上映中に「ポップコーンを食べなさい」「コカコーラ

を飲みなさい」とのメッセージを繰り返し挿入する事で、その後ポップコーンとコーラの

売上が急増したという物なのだ。

しかし、真実としてはサブリミナル効果は、人間に「印象付ける」程度であり、思いの

ままに操れるというのは言い過ぎであるのだそうだ。

この様に様々な実験が行われ、それによって悲劇も多く起こったのだが、反面人間の精神

がいかに脆いかを教えてくれたものだともいえる。

人を思いのままに動かしてしまう洗脳については、よりよい方向に利用することで、人類

の明るい未来の為になるよう願ってやまない。

決して人をおとしめるためには絶対に使ってほしくはないと願いたいのもだ。

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