当初ドラミちゃんはドラえもんの彼女だった!?
ドラミちゃんといえば、ドラえもんの妹と言うのが当たり前ですよね。
兄のドラえもんがうっかり、ちゃっかりもんなのに対して妹のドラムちゃんはしっかり者
としてとみに有名ですよね。
でもね初めて世の中にドラミちゃんがお披露目した時には、なんと「ドラえもんの彼女的
な存在」として登場していたんだって。
彼女が初めて登場したのは、1973年と言うからもう43年も昔にさかのぼる事になるのだ
けれど、その年の「小学4年生」の3月号だったんだって。
実は、ドラミちゃんというキャラクターは、藤子・F・不二雄先生の考案ではなくて読者
さんからの公募によって生まれたキャラクターだったのです。
上記の画像は、当時の予告コマーシャルだった様なのだけど、ドラえもんがドラミちゃん
に対してやけに照れ笑いをしているし、目も片方なんか愛してる~って感じでハートの形
になったりしてるよね。
予告のコマーシャルの頃は、ドラミちゃんのキャラクターがハッキリと決まっていなかった
らしく、ドラえもんの彼女として考えられていたらしい。
その上、見た目や性格なんかもまだ全然決まっていなかったらしく、ドラミちゃんの顔には
ヒゲなんかも生えているし、なんと「1万馬力の腕力で暴れる」というおてんばぶりだった
ようだね。
もう一つ驚きの事実があって、最初は「ドラえもん」にドラミちゃんは登場する予定がなく
別のマンガのキャラクターとして連載がスタートする予定だったらしい。
上の一コマを見てもらうと分かるように、のび太の遠い親戚のそっくり家族ののび太郎の
ドラえもんの代わり役的存在だったことがうなずけるでしょ。
その後に、のび太郎の設定はなくなり、ドラミちゃんはドラえもんの妹という設定に変更
になって今日に繋がったそうな。
めでたし、めでたしってところだね。
ドラミちゃんは男を4股でもてあそんだんだぞ!
ところがまだまだめでたし、めでたしという訳にはいかなかったんだ。
ドラえもんの妹として可愛くておしとやかってキャラクターイメージが強いドラミ
ちゃんなんだけど、本当はかなりのプレイガールっていう設定だったようだ。ショック!
と言うのも、前項から7年後の1980年に発売された「ドラえもん百科」のワンシーン
(上記参照)には、ドラミちゃんのボーイフレンドを紹介するコーナーがあるのだけれど
そこで衝撃の4股交際を暴露しちゃっているのだ!
上のマンガでもお分かりの通り、イケメン君やマッチョマン、あんこ型や賢そうな猫まで
描かれていますよね。
なかでもイケメン君はペルシャ猫で元俳優がスターの座を捨ててまで遠くの地球までロケ
ットに乗り込んで会いに来るモテっぷり。
特に、ポテト君(左上)などは、「ボーイフレンドと言うよりペットフレンド」などと
なにやら意味深な事をサラっと言いのけている。
こんなところからもドラミちゃんの豪快さが見え隠れしてるよね。
もっとも、このキャラクター設定は藤子先生が考えたのではなくて、チーフアシスタント
の片倉陽二さんの設定だったとの事。
でもね、「ドラえもん百科」自体は、藤子・F・不二雄先生が最終チェックをしているから
この4股騒動も先生の了承を得ているといって間違いのないところだ。
お兄ちゃんの少し抜けた感じのキャラクターからすると、なんか遊び人そのものみたいな
ドラミちゃんというイメージになっていて少々ガッカリって方もおられるかもしれませんね。
これが現実(アニメのなかでも)なんですね。
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コメント
ドラミちゃんやばッ((笑))
(∞*U∀u艸)ウケル