世の中、特に日本の平均寿命はぐんぐん伸びて今や男性でも80歳を超えた。
これはアメリカの80代男性の話と日本の20代の若者の話なのだが、人間の3大欲求の一つ
セックスについての驚くような報告がなされているので取り上げてみた。
アメリカ80代男性の4割がセックスで現役
先にも述べたように、世界の先進国を中心に寿命はぐんぐん伸びている。
しかし、日本人の私から見れば、寿命は伸びたものの性生活（これは夫婦に限らないかも
知れないのだが）はさすがに50～60代ともなれば現役引退がほとんどでセックスレスが普通
ではないか？と考えるのだが、ここに驚異的な報告がされている。
アメリカの80代男性の4割はいまだに現役でセックスを続けているというのだ！
おじいちゃん、おばあちゃんとたてまつり、電車の中で席など譲らなくてもバリバリ元気
じゃないか！ってさえ思えてくる。（日本の話ではないが・・・）
日本人のデータは定かではないが、セックスレスに陥った原因は、様々あろうが妻にも夫にも
体力の限界がアメリカ人（西洋人）より早いのかもしれない。
実はアメリカ人の80代でも定期的にセックスをしているのは、男性に限らず女性でも17％程
いるのだという。
これは、シカゴ大学老化研究センターが調べたデータなのだが、男性と女性の割合の差に？が
残るが、それよりもそのスタミナとやる気に脱帽ではないか？
我々も疲れたとか体力が・・・なんて言ってられなくなる。
その上驚くことに、性生活を送っている中の男性の71％、女性の51％が質の高い？性生活を
送っているというからますます頭が上がらなくなる。
（エリザベス女王を熱演じオスカーも受賞したヘレン・ミレン。65歳でこの肉体美！）
近頃アメリカの女優、ヘレン・ミレンは65歳で熱いベッドシーンを披露したのだそう。
また、日本では全く考えられないと思うのだが、老人ホームでの恋愛やポルノ鑑賞にも理解を
示すように世間がなったらしい。
きっと、孤独な老人同士が昔を思い出して熱い恋愛とともにセックスに燃え上がっているのか
も知れない。
もう外見だけを見て老人＝弱い、衰退などというイメージは変わりつつあるのかもね。
こんな社会の意識変化がセックスに関する調査の対象を高齢の老人にまで広げた背景がある
みたいだ。
何事もアメリカで流行ったことが何年かすると日本でも流行りだす傾向があるが、これらの
出来事も果たして日本でも流行するのであろうか？
その前に自分のことをふるい立たせねばならないだろうな。汗
日本の20代男性の4割は童貞？
さて今度は日本の若者に焦点をあててセックスについて考えてみるとする。
先ほどはアメリカの老人パワーにいやというほど驚かされたのだが、日本の若者には少々
がっかりというか将来が不安になるような話になってしまう。
近頃では、”草食系男子”なる言葉が一時期流行したことは、ご記憶にあたらしいだろう。
”草食系男子”の定義は、恋愛やセックス、異性に興味が持てずに積極的になれない男性の
総称として取り上げられた感がある言葉だ。
こんな言葉が流行るわけだから、童貞の割合もかなり高めなのかもしれない。
しかし、少子高齢化が叫ばれる日本においては、20代の男子の4割が童貞だとしたら、国家
存続の危機とも言わざるを得ないほど重大なことかもしれない。
駆けつけ警護がどうとか、高齢者の自動車事故が増えたとか何とかよりもさらに深刻な事態
かもしれないのだ。
これでは日本の未来さえ危うく思えるのだが、みなさんはいかがお考えだろう？
アニメのキャラクターに恋愛相手を重ねているオタクなる種類の男性陣などこれで本当に大丈
夫なのかとさえ心配になってくる。
国立社会保障・人口問題研究所の行った「結婚と出産に関する全国調査（独身者調査）」によ
れば、間違いなく20代の男性の4割が童貞だと数字が示している。
その上、30代前半においても童貞率はかなり高い状況のようだ。
他人事ながら本当に心配になってしまう。
確かに我が家においてもなかなか結婚してくれないし、嫁にも行く気配がないことを考えると
他人事ではないのだ。
この調子だと、政府が行っている少子化対策などは全く機能していないとさえ思えてくる。
少し的が外れているかもしれないのだが、戦後にベビーブームが起こり、その団塊の世代が
これまでの日本を作り上げてきたのだが、へりくだった見方をすると戦後引き揚げてきた兵隊
さんたちは、何もかも飢えておりセックスが一番お手頃の娯楽であったともいえる。
失礼を承知でお話を続けると、5年前の震災の時でさえ日本中が節電騒ぎに沸いたのだが、そ
のお陰でちょっとしたベビーブームがその後到来したのだという。
町中が暗くなり、外で酒を飲むわけでもなく家路を急いだ男性陣のやることといえば、これも
お手軽な息抜きとすれば、セックスだったという事実があるらしいのだ。
これで夫婦円満ならいうことはない上に少子化が図れるなら、そちらの方向で国も考えた方が
少子化対策にもなるのかもしれない。
それでも、若者のセックスレス問題の解決には繋がらないだろうが・・・
話を戻すが、我々がこのように深刻に思っているほど、当の本人たちは思っていないようで、
童貞ライフを満喫しているらしいのだ。（童貞ライフってなんだ？）
また、調査によると1997年までは上がり続けていた男性のセックス経験率が2002年ころから
ガクッと下がり始めたとも報告されている。
この結果は、男女とも同じような傾向らしく、処女率も最近では上昇傾向なのだとか。
婚活という言葉が流行って久しいが、世の中は意外と肉食系ばかりではなく日本の未来を再
認識せざるを得ない状況なのかもしれない。
困ったものだが・・・・
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