ゴミ収集車の皆さん、毎日ご苦労様。
今日は燃えるゴミ、明日はプラスチック類とゴミはきちんと分別して出していますか?
ところがそんなことをしても結局一緒に燃やしたり、コスト高だったりするらしい。
今回はそんなゴミの分別の不思議について考察してみよう。
ペットボトルは分別しない方がよい?
何かと分別にうるさいペットボトルを皆さんは、きちんと分別してますか?
ペットボトルキャップとペットボトル本体は分けなきゃいけないとか、コンビニの
ゴミ箱にはキャップ専用の回収場所が指定されていたりと厄介極まりない。
でも、「リサイクルに協力するためだから・・・」なんてキャップを外したり、ラベル
をはがしたり、中身を水で洗ったり大変だよね。
ところが、分別しない方が地球にやさしいって聞いたけど、一体どうなってんの!?
一生懸命やっていたことが結局は無駄だったのかい!
手間と水道代をどうしてくれるのさああ・・って感じだ。
リサイクル業者に聞いたら「綺麗に洗って消毒すれば再利用できると思っている人が多い
ですが、プラスチックは熱や薬品に弱く目に見えない傷もついているので、そのままでは
無理なんです」って言ってた。
だから、現状では一度全て溶かして化学物質に戻した上で改めて製品化するしかないらしい。
その上リサイクル後にペットボトルを作ろうとすれば新規に作るときの2~5倍の石油を使う必
要があるため、かえって資源の無駄遣いなんだとか。
わざわざコストの高いリサイクルをする事が良いとは到底思えないし、地球にちっともやさし
くなんかない事になる。
事実自治体がペットボトルの分別、収集に使うお金は年間で600億円とも言われている。
当然そのツケは、私たちの税金で補っているのだからバカバカしい限りだ。
「ペットボトルは生ごみと一緒に燃やすのが一番無駄がない」って言いきる専門家もいる位
だから分別なんかせずに出した方が地球にやさしいというのは明白なようだ。
私たちの努力は一体何だったのだろう?
分別したゴミは結局一緒に燃やしている!?
前項で出た意外な結論は、人に話したら叱られるのか?と思いきや、実際には分別せずに全て
一緒くたに燃やしているのが現実だという話をしよう。
私の住んでいる自治体では、月曜日と金曜日は生ごみの日、水曜日は燃えないプラスチックの
日、火曜日は乾電池やスプレー缶などの有害ごみの日とちゃんと決まっている。
出す日を間違えれば、赤紙が張られて残されてしまうくらいに厳しく分別するように言われて
来た。
これだけ苦労して分別しているのに、結局同じ焼却炉で燃やしているって!?聞いたらどうな
のよ!・・・バカバカしくてやってられね~て感じだ。
と言ってもそれは極端な話しで、実は「地域によって違う」というのが正解らしい。
例を上げると、栃木県のとある清掃工場では、「生ごみだけ燃やして、それ以外は全てリサイ
クルしてます。但し、ビニール類やチラシなどが生ごみに混ざっていてもそのまま燃やします
が・・・」とのこと。
また、埼玉県のとある清掃工場はなどでは、「最近の話ですが、全て一緒くたに燃やせるよう
になりましたので、分別はしていません」という事らしい。
他にも、群馬県の某清掃工場に聞くと「燃えるとか燃えないゴミとかで分ける事はしません」
であったり、福島県のA清掃工場では、「ビンやアルミ類のリサイクルできるもの以外は燃や
しています」・・・など、回答は全くもってバラバラなのだ。
分別せずに燃やしている地域の皆さん、誠にお疲れ様です、って感じなのかもしれない・・・
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