人気アニメ、ルパン三世は、今やパチンコの新台にまでなったり、アニメ映画ランキングには
必ず上位に入ってくるほど根強い人気を保っている。
このルパン三世の面白エピソードを二つご披露しよう。
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参照:
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呪いのアイキャッチが流れた
痛快アクションアニメ「ルパン三世」は1971年からアニメ版が始まった、言わずと知れた
人気アニメで天下の大泥棒・ルパン三世とその仲間たちが繰り広げる盗みを題材にした珍しい
ストーリーが売りだ。
また、アニメ版でおなじみだったのが、コミカルなアイキャッチがあった。
(アイキャッチとは、アニメの番組中のCM放送前後に入る番組タイトル動画(画像・文字)をいう。)
ルパン三世がカッコよく車に飛び乗り颯爽と去って行く・・・と思いきや、何故かハンドルが
外れて路上に投げ出されてしまう。
こんなコミカルなシーンが印象的だが、このアイキャッチ、普段はおなじみ声優、山田康夫
(故)のとぼけた軽い調子の「ありい?」のセリフがつきものなのだが、過去に一度だけルパ
ンが呪いの言葉を吐いた事がある。
テレビシリーズ第二作目、第7話「ツタンカーメン三千年の呪い」の中でのはなしだ。
ツタンカーメンのマスクを盗んだルパンが、それがもとで呪いにかかってしまい、高熱がでて
意識がもうろうとなる。
直後のアイキャッチで「たたりじゃー!」
そのシーンの直後のアイキャッチではルパンが車から転がり落ち、いつものようなコミカルな
「ありい?」ではなく、何故か「たたりじゃー!」と呪いのセリフをさけんでいる。
ちょうどこの放送がされた1970年代に大流行した「八つ墓村」(金田一耕助シリーズ)の一
シーンで使われた言葉を声優の山田康夫氏がアドリブで思わず吐いたものだったとか。
タイトルが「ツタンカーメン三千年の呪い」の呪いにかけたアドリブだったのだろうが、大人
なら笑えるシーンでも当時の子供たちは本気でビビッていたらしい。
ルパン三世は当初、五エ門そっくりだった!
いまやおなじみのひょろっと細長い手足に坊主頭に長いもみ上げがトレードマークのルパン
三世だが、当初作者モンキー・パンチ氏が考えていたルパンメンバーの顔は今とはだいぶ違っ
た雰囲気だったらしい。
なんかチャラい!感じのルパン三世。
今のルパンにそっくりの次元大介。
上記の画像をご覧いただきたいのだが、これは連載がスタートする前の構想の姿だ。
長髪のルパンは何となくチャラ過ぎな感じだし、スーツは着ているもののスーツ姿を袴姿に
変えてみれば、その長髪はまるで五エ門そっくりだ。
下の次元大介などは、あごひげさえとれば、今のルパン三世にそっくりになる。
今の面影は、かろうじて帽子だけにしか残っていない。
それ以外は、今のルパンそのものだ。
しかし、ひょんなことからイメージが一新してしまう。
作者のモンキー・パンチ氏いわく「元々ルパン三世は長髪だったのですが、手間がかかり過ぎ
る為にあえて短くしました。
締め切りを忘れており時間がなく、長髪だと思いの他手間取るものですから間に合わないんで
すね」という事。
言ってみれば、作者の納期の為にルパン三世は長髪構想から短髪に変更を余儀なくされてしま
った・・・という単純な発想からだったみたいだ。
ルパンは解決したが、今度は坊主頭が次元と二人になってしまい、キャラの見分けが付きづら
いことから、次元のルックスは現在のように変更されたようだ。
要するにいかに効率よく描き上げられるかと表示回数の多いルパンを坊主頭にし、次元大介は
ルパンほどの頻度でないため、長髪っぽくなったということか・・・
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