ルパン三世と言えば、イタリアでも根強い人気のアニメだし、勿論パチンコ好きのお兄さん
には新台が待ち遠しいシリーズなんだろうね。
最近、平和から「ＣＲルパン三世 Lupin The End」っていうタイプが出たようだ。
いやいや、今回は正真正銘おなじみアニメのルパン三世にまつわる話だった。
君は、この事実を知っていただろうか？
ルパン三世と不二子の間に息子が・・・
ルパン三世といえば峰不二子とつかず離れずの関係だと多くの読者の方は思いがちなの
だが、実は二人の間には子どもがいたことをご存じだろうか？
1975年から「週刊少年アクション」に掲載されたタイトルもズバリそのままの「ルパン小僧」
という作品がある。
ストーリーは、ルパン三世と峰不二子の間にできた子、通称「ルパン小僧」が、父親以上の
大泥棒めざして旅にでるという設定になっていて、それを取り締まろうと後をおう警官には、
銭形警部の代わりにシャーロック・ホームズの息子が登場するのだ。
しかし、残念ながらルパン三世には後継者とは認めてもらえない事に加えて他のキャラクター
が貧相で、五右衛門や次元の代わりも登場しないことから非常に地味だったので、見るからに
人気も出そうになかった。
というのも、元々この企画は作者のモンキー・パンチ氏が考えたのではなく、出版社側から二
匹めのドジョウを狙った感のあるものだったようで、作者もあまり気が乗らないままストーリ
ーが展開していき、パッとしたところもないままだったみたいだ。
また、「週刊少年アクション」の伸び悩みから休刊を余儀なくされたこともあり、その休刊と
共にわずか18話をもって突然のように終了してしまった。
よって、この「ルパン小僧」がルパン三世にきちんと後継者として認められ、晴れてルパン四
世となったかどおか？は今でも定かではない。
ルパン三世には八世まで子孫がいる？
前項で突然の終了騒ぎに陥ったルパン小僧であったが、つながりは定かではないにしても
なんと代々引き継いで八世まで後継者がルパン三世にはいたのだそう。
これもまたハチャメチャな展開ではあるが、少しお話をしておこう。
事の発端は、1982年までさかのぼるのだが、子供向けに制作されたアニメがあった。
東京ムービー社とフランスとの合作として途中まで制作されたのだが、どの様ないきさつ
があったのかまでは、分からないが諸々の事情の為に放送が取りやめになったという幻の
アニメだったようだ。
世に知れていないのには、そのような事情があったという事なのだ。
分かる範囲で、ストーリーをお話しすると、22世紀という未来を舞台に、ルパンの子孫が
宇宙で活躍をするといった筋書きであり、ルパン三世同様に登場するキャラクターも全て
後継の子孫という設定なのだ。
次元、五エ門、不二子、銭形の子孫も現代のルパン版キャラクターと見た目は全く区別がつか
ない。
そのためにちょっと見には現「ルパン三世」と全く見分けがつかずＳＦ的なところがあるので
かろうじて未来の話だと分かるくらいだ。
また、倫理規定が非常に厳しいフランスでの放送を予定していた為に、ルパンの子孫の職業は
大泥棒から正義の味方の探偵へと大幅に設定が変更され、次元に至ってはくわえタバコの代わ
りになんとチュッパチャプスをしゃぶっている！というのだ。
この作品は、長らく諸事情でお蔵入りしていたことはすでに述べたのだが、2012年に発売に
なった「ルパン三世 Master File」に一部だが収録されてようやく日の目を見ることになった
のだが、はたしてこのような設定では人気が出たのかどおかは記憶していないのだ・・・
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