引用:https://www.goodspress.jp/pr/36165/?media=36170
昨年は、VR元年と言われてVR(Virtual Reality)が注目されたようだ。
サムスン電子ジャパンのスマホのGalaxy用に「Gear VR」が発売されてさらに人気に火をつけたようだ。
正に、目の前に超現実空間が広がっている。
動画の中の女の子も可愛くて手に取れるほど近くに見える。
引用:日経BP(撮影:山口健太氏)
また、最近はAI(人口知能)も活発に様々なものに取り入れ始めている。
1月4日(現地時間1月5日)に始まった米ラスベガスでの家電見本市「CES2017」には各社がこぞってAI技術を取り入れていると報道していた。
今後VRやAIを利用したハイテクロボットがいよいよ人に代わって仕事をする時代が近づいてきたようだ。
© 写真: Pixabay
引用:https://jp.sputniknews.com/life/201606112290166/
2013年公開された映画「her/世界でひとつの彼女」では、妻と別れた主人公の男性が悲嘆にくれるのだが、その未来の世界では女性の人格を持つロボットと恋に落ちるというSF恋愛映画がである。
AIをもつ人並みの知能で感情もそぶりもまるで人間そのものとして現実の女性と同じように恋を語っている。
この作品は、近未来のロサンジェルスが舞台になっているのだが、12年ほど前にスウェーデンで制作されたドラマ「リアル・ヒューマンズ」では、その時代のロボットをまるで人間同様の存在として描いており、大きな話題と共に人気を呼んだ。
ドラマの中には、”ヒューボット”と呼ばれる人型ロボットが登場しお手伝いさんや人が嫌う仕事をこなす労働者などに文句も言わずに従順に従う優秀な商品として所有者の手助けをする役目を担っていた。
当然のことと言えるのだろうが、人にそっくりであるのでセックスの相手としても勿論のこと亡くなった家族の身代わりとしても活用しているという衝撃的な内容であった。
これをあくまでもフィクションの世界と簡単に片づけるのはあまりにも早計すぎる。
先に述べた、VRやAI技術が急速に進歩しているなかで、必ず避けては通れないのがアダルト向けの商品だ。
過去にもビデオが世に出たころは、電気屋さんが必至に内緒でエロビデオをサービスしながら各家庭にビデオデッキを拡販したものである。
引用:エクス・マキナ
ヒット商品の陰には、常に人の欲を掻き立てるアイデアがつきものなのだ。
要するにそれなりのロボットが登場すれば、雨後の竹の子のように同類の商品が登場し、さらに性能は格段に進歩するものなのだ。
ゆえにそのロボットの登場は意外に早くなるのかもしれない。
さて、先ほどの映画の続きに戻るが、これはあくまでもフィクションであるがあり得ない世界の出来事として片づけてしまうのは早計なのだ。
例えば、2015年8月4日、英国のサンダーランド大学の心理学者、ヘンリー・ドリスコル博士が、「デイリー・ミラー」の電子版にコラムとして寄せた記事によると「人間は、50年後にはロボットとの会話は勿論のこと、セックス行為も普通になり、生身の男女の肉体関係は”原始的”で”野蛮”な行為と呼ばれるようになるかもしれない」と言うのだ。
引用:エクス・マキナ
ヘレン・ドリスコル博士によれば、次の3つのポイントをあげて具体的に持論を解説していた。
1.この100年間のセックス事情の劇的な変化からして、今後も急激な変化が予想され、ロボットとのセックスが普及しても全く不思議ではない。
2.現代の世の中では、小説やマンガ、アニメなどのキャラクターに惑溺する人は多く、精巧に作られたロボットに好意を持つ様になる素地は、現在の我々には十分にある。
3.オンラインで過ごす時間がドンドン長くなっている現代では、そのうちにオンラインの方が”現実”になるという逆転現象が起こる。
その為、オンライン上の人工知能やロボットとの関係にも現実味が増してくる。
ロボットの方がよりリアルで優しく、思うとおりに従ってくれるから、本当の人間同士のセックスよりもロボットとの性交渉の方がメジャーになるのかもしれない。
その様なことが、本当に現実のことになる日がやってくるのだろうか?
今の技術進歩を見ていると、そう遠くない内に現実化するのではないかと考えるのは、きっと
私だけではないのではないだろうか?
また、それを心待ちにしている草食系男子も多いかもしれない。
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