ドラえもんは原子力で動いている!
誰からも愛されているネコ型ロボットのドラえもんだが、アニメや漫画ではのび太や
しずかちゃん、スネ夫などと一緒に食事をしている感じですよね。
まるで、人間と同じ消化器官をもっている様なんだけれど、本当は違うらしい。
2001年に刊行された「決定版ドラえもん大事典」をみると、ドラえもんの体内には
原子炉が備え付けられており、どんなものを食事としてとっても、原始力のエネルギー
に変換することができるって書いてあるんだ。
つまり、福島原発ではないが、万一ドラえもんの原子炉が故障でもした日には、大量の
放射性物質が飛散する危険があるという事になる。
ところが、2001年当時はそのような記述だったのだが、東北大震災以降の2012年の増刷時
には、「ドラえもん大事典」からは原子ろの表記がきれいにカットされてしまった。
また、なかの説明書きも「食べたものを高性能エネルギー炉で完全に消化できるんだ。だか
らトイレは必要ないんだ」という様なボカした表記の仕方に変わってしまった。
被災した方々の事を考えての事なのだろうか?
ちなみに原子力で動くという設定のロボットは意外に多いらしい。
ロボットアニメの草分けで超有名な「鉄腕アトム」は、名前からしてそれらしいよね。
アトムとは原子の意味だし、妹のウランちゃんなどもろに原子力に関係した名前そのもの
ですよね。
また、エヴァンゲリオンに登場する人型ロボットのジャイアントロボ、マッハバロン、
ジェットアローンなどもそのような設定だったようだ。
今、考えうる小型で最強のエネルギーを持つものは、原子力がやはり一番だったからだろう。
とりあえずドラえもんほどの人気キャラの場合には、何かと支障がでるといけないので、
早々に表記替えをしたという事なのだろうね。
交尾や精子、コンドームまで書かれたシーンがあった
さて、こちらも少し問題が大きくなる前に回収されてしまったのか、私は初めて聞いたのだが
「どらえもん タイムマシンBOX1979」のDVDパックが回収騒ぎになった事があった。
この事件は、2009年に過去の放送を収録したDVDパックの作品の中に、「一生に一度は
100点を」という作品があったのだが、当時の一部の制作関係者が記入したいたずら書きの
中に、「コンドーム」「精子」「交尾」等と言った少年少女マンガとしては、非常に不適切
極まりない隠語が書き込まれていたのだ。
ほんの数秒の事ではあったり、当時テレビで放映された頃は、ブラウン管の性能も良くなく
て、画面も小さかったであろうし、たとえビデオに録画できたとしてもとても気がつく事は
なかったのだろう。
ところが月日たってデジタル機器の進歩やDVDの静止画像の鮮明さから何気に目に留まる
ようになり、問題が大きくなってしまったのだと思うのです。
まあ、購入した方からのクレームを受けてワーナー・ブラザーズは上記の様な商品交換の
お知らせを発表し、回収騒動が起こってしまったようなのだ。
僅か2秒ほどのシーンだったが、修正したバージョンを作り替える騒ぎにまで発展して
しまったようだ。
それにしても一体どんなスタッフがこのようないたずらをしでかしたのか?
お仕置きでは済まされない相当な処分や賠償問題にまで発展したのではなかろうか?
しかし問題が大きくなった頃には、そのスタッフもひょっとしたら辞めて別な職業にでも
ついてしまったかもしれないよね。
本当に文字通り人騒がせなスタッフだったんですね。
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