宝くじは合法ギャンブル中最低の確率
いよいよ年末ジャンボ宝くじの季節が近づいてきた。
ちょっと宝くじファンには、気のどきな話をしようと思う。
日本での合法ギャンブルといえば、競馬、競輪、競艇やパチンコ、それと忘れちゃ
いけないのが宝くじだ。
大体合法だろうが違法だろうがギャンブルってものは、元々胴元(主催者)側が必ず
儲かる仕組みになっているからそんなものに手を出すなら宝くじを買う方が絶対まし!
って思っている人も多いのではないだろうか?
宝くじがギャンブルだなんて思っていない人の方が多いかもしれないが、宝くじだって
れっきとした公営ギャンブルの仲間なんだな。
そんな事を考えて、毎回宝くじをせっせと買い続けている人が聞いたら気の毒になる様な
話しをするのでガッカリしないで読んで欲しい。
まあ、宝くじを買う人が一番割に合わないっていうかバカってことなんだよな、悪いけど。
1979年からスタートしたドリームジャンボ宝くじの1等当選賞金は、現在の額で最高5億円。
(2013年年末ジャンボ)
さらに日本の宝くじの最高額は現在ロト7のなんと8億円であり、期間限定?だとスポーツ
くじになるtotoBIGでさらに高額の10億円にもなるらしいな。
ここで、ジャンボ宝くじの1等当選確率が発表されているので、検証をしてみよう。
この確率が約1千万分の1というから、もしかすると300円の宝くじを1千万枚買えば、5億
円が当たると言う計算だ。
とするとあなたは、単純に30億円購入して5億円が当たると言う惨めな確率という事になる。
まあ、連番ででも買い続ければ10枚に1枚が300円当たるから30億円買えば必ず3億円は
貰えるのだが、それでもか買うのかい?・・・なんか悲しくならないかい?
だったら、パチンコか競馬、競輪、競艇の方が当たるという確率だけ考えるならやる意味は
あるのかもしれないけどね。
あなたが殺される確率の方が100倍高い!
ところで法務省が発表している『犯罪白書』では、2001年に起きた犯罪で被害を受けた死傷者
の数は、4万5777人だった。
この内死亡者数は、1440人であり日本の全人口(1億2000万人として)から割り出した事件
に巻き込まれる確率は、1440÷1億2000万=0.000012となる。
つまり10万人に約1人という事になる。
さすが治安大国日本の面目躍如といったところだろうか。
ここで宝くじの当選確立を思い出して比較してみると、ドリームジャンボ宝くじの1等当選
確率は、約0.0000001%だと言うから1千万人に1人の割合という事を前項で話したね。
よって、あなたがジャンボ宝くじに当たる確率より殺人事件に巻き込まれる確立の方が
100倍も高いというお寒い結果なんだ。
桁が小さくてピンとこないかもしれないが、あなたの周りで殺人事件に巻き込まれた人
が、過去に何人もいたなんて人は、稀というか日本では考えられないと思う。
だから、宝くじに当たるなんて夢見てせっせと買い続けたとしても、宝くじに当たるなんて
思える方がおかしいとしか思えない。
残念だがこれが現実という事なんだな。
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